これからIT技術者を目指す人に向けての提言

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コロナ禍、学校でも会社でも在宅環境が増え、独学で学ぶ力がより重要になる時期を迎えています。初学者にとっては大変です。
今回は、ざっくりIT系の技術者を考えているが不安な初学者に対して、不安を解消するとともに最初の一歩を紹介します。

不安解消:自分にあう仕事がある?

あなたの努力を必要とする企業は必ずあります。
万が一、不況で社会が潰れたら人類が終わりますので、あなただけではありませんので安心してください。

不安解消:ITって年取ったらできないでしょ?

工夫次第です。
かつてプログラマー35歳定年説という都市伝説がありました。
体力が衰え、家庭も持ち、最新技術についていけなくなる。というものです。
私も就活当時の面接で、35歳定年説の質問をして、
「その私のところに、今あなたは入社を考えて面接きてるんだよね、年齢気にするより頭を使うといいよ」と答えられ、ハッと気付かされた思い出があります。

経験と知識でカバーできるようになるために20代が重要ということですね。
いまでは40代以上の著名な技術者も第一線で多く活躍していますね。

分野を知る

IT技術者といっても幅が広いので、まず選択肢を知ります。

種類

  • ハードウェア(家電・ロボットなど)
  • ソフトウェア(スマホやコンピューターでできること)
  • インフラ・ネットワーク(インターネットの仕組み)

技術分野

  • Web(普段インターネットで利用しているサイトすべて)
  • アプリ(スマホアプリ、パソコンソフトなど)
  • AI・データ解析(顔認識など)
  • OS・データベース(コンピューターの基盤)
  • ネットワーク
  • セキュリティ
  • ブロックチェーン(主に金融系)

活用・応用の幅(既存の業界にITを織り交ぜる。無限)

  • IT x 人 = SNS、マッチング、コミュニケーション
  • IT x ゲーム = ゲーム
  • IT x 広報 = ホームページ
  • IT x 文化(舞台・映画・音楽・アート) = デジタル演出
  • IT x 教育 = eラーニング

目標を決める

全体がなんとなくわかれば、自分の舞台を決めますが、キャリアタイプを知っておくと良いです。
キャリアタイプは自分の武器です。文字の形から次のようなものがあります。

  • I型:1つ特化した超スペシャリスト。
  • T型:1つの強い専門知識と周辺知識をもつ。
  • N型:2つの強い専門知識とその間をつなぐ知識をもつ。

最近3つ以上のある程度の専門知識を有した人が強いといわれていますが、N型の応用ですね。
「IT x ●● x ■■」があなたの武器にしましょう。
自分の方向性で、足らないものがみえたら、1年ほど使ってその業界に踏み入れてみるのもいいです。

Web系技術者へ

次の2点は絶対に必要ですので、身につけましょう。

  • 情報を素早く見つける検索力。
  • 英語文章を拒絶しない心。

最後にですが、去年ぐらいに話題になった、Developer Roadmaps(https://roadmap.sh/)というものを紹介します。
Web系の技術分野3つ(Frontend/Backend/DevOps)について、どういった知識を見につけていけばよいか、有志らによってまとめられています。いずれかの分野の、20%ぐらいの項目についての基礎を理解することを最初の目標にすると良いです。

わからない単語で埋め尽くされていると思いますので、片っ端から知らないキーワードを、インターネット・公式資料・書籍・SNSでひたすら検索。ベテランでも同じです。
一つの項目が難しい場合もありますので、難しいと感じれば飛ばして次の項目に進み、逆に面白いと感じたら深く学んでみましょう。
最近は良質なコンテンツのYoutuberも多く、私も参考にすることも多いので、Youtubeで検索するのも良いです。

独学は無駄にはならない

プログラミングには、一定のセンスが要求されることあります。
面白いと感じれなければ続けれないですが、一年ほど続けてみることでITの現場から離れることになったとしても、武器の一つにITスキルが加わります。

有料のオンラインコースを受講したり、詳しい友人が居ればメンターになってもらうのも良いですし、アルバイトやインターンで現場に入ってみるチャンスがあればそれも良いですね。
弊社でもインターンを受付けは可能ですので、興味がありましたら気軽にお問い合わせください。